年収ナビが収録している5,680件を34の業種に分類し、平均年収を比較しました。 公的機関と民間企業の両方を含みます。

業種別ランキング(平均年収の高い順)

順位 業種 件数 平均年収 中央値
1 メディア・広告 11 1,234万円 1,315万円
2 証券・投資 32 962万円 862万円
3 保険 14 917万円 836万円
4 医療・福祉(公的) 4 869万円 632万円
5 製薬・医療 81 855万円 829万円
6 電力・ガス 41 848万円 828万円
7 独立行政法人・特殊法人等 32 812万円 823万円
8 専門職 2 810万円 810万円
9 建設・不動産 283 795万円 762万円
10 公務員 5 785万円 706万円
11 銀行・金融 125 782万円 721万円
12 電機・電子 228 749万円 711万円
13 警察・消防 2 730万円 730万円
14 物流・運輸 113 723万円 681万円
15 商社・卸売 304 716万円 674万円
16 国家公務員 1 712万円 712万円
17 教育(公立) 2 708万円 708万円
18 政令指定都市 20 708万円 705万円
19 精密機器 45 705万円 679万円
20 素材・化学 291 704万円 693万円
21 機械・設備 212 697万円 691万円
22 自動車・輸送機 79 694万円 686万円
23 食品・飲料 132 685万円 662万円
24 医療・福祉 9 685万円 550万円
25 IT・通信 611 684万円 653万円
26 鉄鋼・金属 157 677万円 650万円
27 都道府県 47 673万円 671万円
28 サービス 544 621万円 586万円
29 製造業その他 114 618万円 577万円
30 市区町村 1,721 616万円 611万円
31 国立大学 54 612万円 603万円
32 アパレル・繊維 45 602万円 586万円
33 小売・流通 311 569万円 544万円
34 農林・水産 9 566万円 512万円

※「専門職」「警察・消防」「教育(公立)」などの職種の区分は、厚生労働省・総務省の公表統計の全国平均です (1件が数万〜数十万人の平均)。件数の少ない業種は、 数件の値に平均が左右されるため参考程度にご覧ください。

読み取れること

件数が少ない業種に注意

「専門職」は2件、「メディア・広告」は11件しかありません。 専門職の2件は法務職と公認会計士・税理士の全国平均で、 1社ずつの平均を並べた企業の業種とは性質が違います。

件数の少ないカテゴリのランキング順位は、統計的な安定性が低いことに注意が必要です。 件数が100件を超える業種のほうが、業種の実態を反映していると考えられます。

件数の多い業種で比べると

100件以上を収録している業種だけで比べると、次のようになります。

業種 件数 平均年収 中央値
銀行・金融 125 782万円 721万円
建設・不動産 283 795万円 762万円
電機・電子 228 749万円 711万円
物流・運輸 113 723万円 681万円
商社・卸売 304 716万円 674万円
素材・化学 291 704万円 693万円
機械・設備 212 697万円 691万円
IT・通信 611 684万円 653万円
食品・飲料 132 685万円 662万円
鉄鋼・金属 157 677万円 650万円
市区町村 1,721 616万円 611万円
サービス 544 621万円 586万円
製造業その他 114 618万円 577万円
小売・流通 311 569万円 544万円

最高の銀行・金融(782万円)と最低の小売・流通(569万円)の差は213万円です。

「IT・通信は高年収」は言い過ぎ

収録数が最も多いIT・通信(611件)の平均は684万円、中央値は653万円です。 全体の平均とほぼ同水準で、業種全体としては特に高いわけではありません。

IT業界の年収が高いという印象は、一部の大手や外資系の水準が 業界全体の代表であるかのように語られることによるものと考えられます。 実際には611社の分布は広く、中央値で見れば653万円です。

公的機関は中位に集中

国家公務員712万円、政令指定都市708万円、都道府県673万円、市区町村616万円と、 いずれも中位に位置しています。 特徴的なのは平均と中央値がほぼ一致していることで、 給料表にもとづく制度により、極端な外れ値が生じにくいためです。

平均と中央値の差が示すもの

平均が中央値を大きく上回る業種は、一部の高年収企業が平均を押し上げている業種です。

業種 平均−中央値
証券・投資 +96万円
銀行・金融 +92万円
保険 +82万円
商社・卸売 +44万円
物流・運輸 +41万円
サービス +40万円

金融系3業種が上位を占めます。 これらの業種で「業界平均」を自分の期待値として使うと、 実態より高く見積もることになります。

逆に国家公務員(−1万円)や政令指定都市(0万円)では平均と中央値が一致しており、 平均値がそのまま典型的な水準を表しています。

データについて

  • 集計対象:年収ナビ収録の5,680件(2026年08月30日時点)
  • 上場企業の数値は有価証券報告書の実測値、公的機関・職種別は公表統計の月額と賞与などからの換算です
  • 詳細は出典と算出方法をご覧ください

各業種の全件一覧は業種別一覧から確認できます。